てぃーだブログ › 野球未来プロジェクト › 大野 倫コラム「野球の力」 › 近代野球の勝利❗


★☆★野球を通して、子供たちの未来を創造する!☆★☆


  近年、甲子園やプロ野球の盛り上がりの裏で、野球の競技人口の減少が顕著に
 表れており、中学校体育連盟のデータによれば、軟式野球部競技人口は2009年
 31万7,053人から、2016年には12万人減の18万5,413人まで減少しています。

  一方サッカーは23万人前後で推移しており、既にサッカー部員数が野球部員数
 を上回っている現状があります。特にジュニア世代(7才~15才)における競技
 人口の減少は深刻な問題となっています(全国の少年野球チームが過去5年間で
 200チーム減少しています)。

  スポーツの多様化、ボール・バットの過敏な危険認識による公園や校庭での
 キャッチボール禁止、高額な道具代や当番で親の負担が大きく、子供にあえて
 野球をさせないなど「野球」に触れる機会が失われ、野球を知る・始める子供が
 少ないと言う理由にあげられます。

  野球を通して、幼少期の子供たちにスポーツを始める機会を与え、子供の心身
 の健康増進の機会をつくり、また、野球の楽しさを伝える事により、将来の野球
 の競技人口増加に寄与する事を目指しています!

  サンプル

NPO法人野球未来.Ryukyu  理事長 : 大野 倫 

 



↓↓↓ 賛助会員説明チラシと申込書のページにジャンプします↓↓↓








2019年07月24日

近代野球の勝利❗

「第101回全国高校野球選手権大会 沖縄大会 決勝戦」

近代野球が勝利した瞬間❗

沖縄尚学が延長13回の死闘の末、甲子園出場を勝ち取りました。

歴史に残る大激戦❗
これぞ高校野球❗
観ていて感動しました。
近代野球の勝利❗




しかし、現在高校野球が抱えている課題が浮き彫りになる試合でもありました。

興南高校宮城君は、前日の準決勝160球完投に続いて決勝戦も13回・230球を投げ完投し、終盤は明らかに疲労は限界に達し、意識朦朧としながら投げている印象でした。

時折ベンチから降板を促されるような場面もありましたが、本人の固い意思を尊重する形で続投、最後は力尽きました。

気力だけで投げる姿は、多くの人々を釘付けにしました。
本当にお疲れ様と声を掛けてあげたいです。
近代野球の勝利❗



一方で、沖縄尚学高校は、3投手の継投で、スーパーエース宮城君に投げ勝ちました。
疲れ、捉えられるとみるや、迷いなく継投に踏みきり、それぞれがしっかり役割を果たしていました。

投手出身の比嘉監督の選手時代からの経験が活かされたと思います。
投手を見る洞察力・決断力に感服しました。
近代野球の勝利❗



この試合は、現在の高校野球、未来の高校野球にとって重要な局面であったと認識すべきです。

仮に私が監督であっても、宮城君を降板させることをためらうでしょう。

なぜなら、勝たせてやりたい…
ここまで頑張ったんだから意思を尊重して最後までやらせてあげたい…
母校のために…仲間のために…
この日のために全てをかけてきた…

判断は容易ではありません。

早急に、球数制限やイニング制限のルール化を実現させるべきです。

ルールがあれば『情』による続投は避けられます。

今日も、岩手県大会で大谷翔平を超える逸材が前日に190球を投げたにも関わらずマウンドに向かおうとしています。

             
大野 倫



同じカテゴリー(大野 倫コラム「野球の力」)の記事

Posted by ⚾野球未来プロジェクト at 09:06 │大野 倫コラム「野球の力」